Kawatana Galileo Club
科学教育支援ボランティアグループ
<みんなでガリレオ> K.G.Club

Kawatana Galileo Clube Note
日付内容
2026.04.01KG Club Note ▶T
2026.07.01KG Club Note ▶U
2026.07.24〇8月の科学教室はお休みです。次回は9月19日(土)に開催します。

   KGクラブの取組


 科学教育支援ボランティアKGクラブは、子どもたちが科学工作や実験を通して、理科の楽しさに触れ、「自ら学びたい」という気持ちを育てることを目的に活動しています。主な活動は「KGクラブ科学教室」です。
 学校の授業では、時間をかけて体系的に学びを積み上げていきますが、私たちの教室では、限られた時間の中で子どもたちの興味や関心を引き出すことを大切にしています。
 そのため、知識を一方的に教えるのではなく、体験や課題に取り組む中で、「なぜだろう」「やってみたい」と感じる気持ちを育むことを重視しています。こうした体験は、学ぶことへの意欲や主体性を高めるきっかけになると考えています。
 扱う内容は小学生にも理解できるよう工夫し、基礎的な知識をわかりやすく、要点を絞って伝えています。
子どもたちが理科の世界に親しみ、その可能性を広げていくことは、将来の学びや進路選択にもつながっていきます。KGクラブは、その第一歩を支える場でありたいと考えています。

【KGC科学教室について】
KGC科学教室は2025年度及び2026年度公益財団法人東京応化科学技術振興財団「科学教育の普及・啓発助成事業」と2025年度九州工業大学出前講義事業の支援をいただいて実施しています。
【KGC科学教室統一テーマ】
2026年度 KGクラブ科学教室の統一テーマは「地球から宇宙へ!KGC科学探検隊」です。

    2024年度〜2026年度 KGC科学教室

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No.実 施 内 容実施日
 1 虹を閉じ込めたような不思議な箱をつくろう 2024.08.20(火)
 2 ラビリンスの世界を旅しよう 2024.09.07(土)
3 手に取って運べる水と動くスライム 2024.10.05(土)
 4 坂道を歩く不思議な物体 2024.11.16(土)
5 ビー玉転がし装置をつくって遊ぼう 2024.10.05(土)
 6 タネは旅するT〜飛ぶ種と飛び続ける物体 2025.04.19(土)
7 偏光板であそぼう 2025.05.17(土)
8 床スレスレを飛ぶ!?地面効果のひみつ 2025.06.21(土)
9 コマで遊ぼう〜よく回るコマをつくろう 2025.07.19(土)
 10 科学の原理原則・イメージを知る楽しさを感じよう 2025.09.27(土)
11 手作りCD分光器を使って、光の秘密を解き明かそう 2025.10.18(土)
12 不思議な動きをする3つの物体 2025.11.15(土)
13 特別講座 クリスマス・レクチャー
九州工業大学訪問講義 「超伝導体による浮上実験」
 2025.12.20(土)
14 火星ジオパークの旅にでかけよう 2026.01.17(土)
15 手作り電池〜キウイ電池からスライム電池 2026.02.21(土)
16 冒険するタネ(KGC体験講座)
   〜小さくて大きいタネの世界へようこそ
 2026.04.18(土)
17 発射せよ!きみのロケット&飛行体
  飛行機やロケットの「飛ぶしくみ」に挑戦します。
 2026.05.23(土)
18 回ると世界が変わる!ジャイロの不思議
  「ジャイロ効果」のひみつにせまります。
 2026.06.20(土)
19 フラウンホーファーの挑戦!光をバラすと宇宙が見える!?
  宇宙と光のつながりを探ります。
 2026.07.18(土)
 20 ガリレオに挑戦! 
 実験で探る『動きのひみつ』 
 2026.09.19(土)
 21 ファラデーに挑戦! 磁石と電気でパワー発生!?
 電気と磁石の不思議な関係を体感します。
 2026.10.17(土)
 22 絶対に割るな!エッグドロップ最強決定戦
  どうすれば割れないのか?アイデアと工夫がカギ。
 2026.11.21(土)


        2026年度 KGクラブ科学教室



「地球から宇宙へ!KGC科学探検隊❹」<7月18日(土)実施済 >

第19回科学教室 

フラウンホーファーの挑戦!光をバラすと宇宙が見える!?
  宇宙と光のつながりを探ります。 

 第19回科学教室では、

<宇宙と光のつながりを探ります>

今回は、プリズムを使ったスペクトルの実験を行った後、簡易分光器を工作し、太陽やさまざまな光を分光して、そのスペクトルを観察します。光の波長も調べてみましょう。
私たちの目には白く見える太陽の光と白熱電球やLED電球などの人工の光は、同じ色の成分でできているのでしょうか。それとも違いがあるのでしょうか。実際に見比べながら、その違いを確かめてみましょう。

さらに、「星の色」にも注目します。青白い星や赤い星は、なぜ色が違って見えるのでしょうか。その秘密も、光を分けて調べることで見えてきます。
まずは太陽の光を簡易分光器で詳しく観察し、「フラウンホーファー線」と呼ばれる黒い線を探してみましょう。この発見がどのように科学を大きく前進させたのか、その科学史の物語も紹介します。

光を分けると、宇宙が見えてくる。そんな驚きと感動を、みなさんも一緒に体験してみませんか。

工作実験材料はKGC事務局で準備します。費用負担はありません。
  【持参してください】・筆記用具・水分補給用の水筒など
*「元素」「分光」「スペクトル」「簡易分光器」って何?
◎元素(げんそ)とは、ものをつくるもとの材料のことです。水や空気、岩、そして私たちの体や太陽・星も、いろいろな元素が集まってできています。◎分光(ぶんこう)とは、白い光を虹のような色に分けて調べることです。 ◎スペクトルとは白い光をプリズムや分光器で分けると、虹のように赤から紫まで色が並びます。この色の並びをスペクトルといいます。◎簡易分光器(かんいぶんこうき)は、光を色ごとに分けて観察する装置です。



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        2026年度 KGクラブ科学教室


「地球から宇宙へ!KGC科学探検隊B」
<6月20日(土) 実施済 >

第18回科学教室 

「回ると世界が変わる!
ジャイロの不思議を体験しよう」

 第18回科学教室では、

「回ると世界が変わる! 」

をテーマに、<なぜ回ると安定するのか?>実験・観察・工作を通して、ジャイロの不思議にせまります。

自転車は走っているときには安定していますが、止まると倒れそうになります。これは、車輪が回転することで姿勢を保とうとする性質がはたらいているからです。このような現象は「ジャイロ効果」とよばれています。

ジャイロ効果は、宇宙ロケットや人工衛星の姿勢制御にも利用されています。また、スマートフォンやゲームのコントローラーなど、私たちの身近な機器にも使われています。

前半では、回転する物体の代表として「コマ」を取り上げます。回っているコマは、なかなか倒れません。これは、回転している物体が、同じ向きを保とうとする性質をもっているからです。

実際に教材コマやCDコマを使いながら、重心と心棒の関係を調べたり、3種類のイリュージョンコマを体験したりして、回転の不思議を観察します。

後半では、ジャイロ効果をさらに具体的に体験していきます。ジャイロコマ(地球コマ)の実験や、風船コインラン、CDとハンドスピナーを使った「倒れにくい物体」にも挑戦します。

最後は、ペーパーリンググライダーを飛ばしてみましょう。今回は、NASAのロケット学習教材にも使われている「リングウィンググライダー」を参考に、回転や空気の流れによって安定して飛ぶしくみを体験します。

  工作実験材料はKGC事務局で準備します。費用負担はありません。
  【持参してください】・筆記用具・水分補給用の水筒など



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        2026年度 KGクラブ科学教室


「地球から宇宙へ!KGC科学探検隊A」<5月23日(土) 実施済 >

第17回科学教室 

発射せよ!きみのロケット&飛行体!
飛行機やロケットの『飛ぶしくみ』に挑戦しよう!

 ロケットや飛行機、熱気球など、さまざまな「飛ぶもの」のしくみを、実験や科学工作を通して楽しく学びます。

 今回の科学教室では、「傘袋ロケット」,不思議な飛行物体「ダブルリング飛行体」,「ワールウィンド」,「すっとびロケット」などを実際に飛ばしながら、「なぜ飛ぶのか?」を考えていきます。
 さらに、「熱気球」の実験を通して、温められた空気の性質や「浮力」についても体験的に学びます。飛行機とロケットは、どちらも空を飛びますが、そのしくみは大きく違います。飛行機は空気を利用して飛びますが、ロケットは宇宙空間でも進むことができます。
 また、大気中でロケットをまっすぐ安定して飛ばすためには、重り、フィン、発射台などに、さまざまな工夫が必要です。実際に飛ばしながら、「姿勢制御」のしくみについても確かめてみましょう。
 宇宙空間でも進めるロケットの秘密とは何でしょうか?

  工作実験材料はKGC事務局で準備します。費用負担はありません。
  【持参してください】・ハサミ・筆記用具・水分補給用の水筒など



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        2026年度 KGクラブ科学教室


「地球から宇宙へ!KGC科学探検隊@」<4月18日(土) 実施済>

第16回科学教室 

冒険するタネ
〜小さくて大きいタネの世界へようこそ!〜

 一度根を張った場所から動けない植物。
でも、タネのときだけは自由に旅ができます。
子孫を広げるために、
植物たちはさまざまな方法でタネを送り出します。
はじけて飛ぶもの、風に乗るもの、くっつくもの、水に流されるもの…。
ときにはアリや渡り鳥に運ばれ、地球規模の大冒険になることもあります。
この教室では、そんなタネの冒険のひみつを探ります。
タネの標本を観察し、模型を作って実際に飛ばしてみましょう。
これまで何気なく見ていた植物も,
長い冒険の末にそこにたどり着いた存在だと気づくはずです。
自然の知恵と工夫に出会う、
小さなタネの大きな旅に出かけてみませんか。
<実施内容>
タネ標本観察とタネの冒険(風、水、動物、その他)
<フタバガキ、アルソミトラ、カエデ、
オナモミ、藻玉、マングローブ、落花生>
タネ模型工作&飛ばしてみよう
<フタバガキ、アルソミトラ、カエデ>
応用
<アルソミトラ型物体をエアサーフグライダーで飛ばしてみよう>

 工作・実験材料はKGC事務局で準備します。費用負担はありません。



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        2025年度 KGクラブ科学教室


KGクラブ プログラム No.9<もう少し深く学んでみよう><2月21日(土) 実施済>

第15回科学教室

<手作り電池〜キウイ電池からスライム電池>


テレビのリモコンや時計など、私たちの身の回りには電池で動くものがたくさんあります。
でも実は――電池は身近なもので手作りできることを知っていますか?
今回の主役は「化学電池」。
まずは果物を使ったフルーツ電池に挑戦します。
レモンは電池になる?
オレンジは? それともキウイ?
では、電池にならないものは何だろう?
いろいろな材料で実験しながら、
「電池ができる条件とは何か?」を探っていきます。
さらに最後には、液体がこぼれない、使いやすい電池づくりにも挑戦!
そのヒントになるのが<スライム電池>です。
やわらかいスライムが、どのように電気を生み出すのでしょうか?
そして、電池のはじまりにも目を向けます。
カエルの実験から電気の存在に気づいた ルイージ・ガルバーニ、
そして世界で初めて電池を作った アレッサンドロ・ボルタ。
実験と歴史をつなぎながら、
「電気はどのように生まれるのか?」を体験的に学んでいきましょう。

工作実験材料はKGC事務局で準備します。費用負担はありません。
  【持参してください】・筆記用具・水分補給用の水筒など

       2025年度 KGクラブ科学教室


KGクラブ プログラムNo.8<もう少し深く学んでみよう> <1月17日(土) 実施済>

第14回科学教室

<火星ジオパークの旅にでかけよう>


火星の旅に出かけよう。
赤く輝くあの星には、いったいどんな世界が広がっているのでしょうか?

火星は古代から「戦い」や「災い」の象徴とされ、
ローマでは戦争の神 マルス、
ギリシャでは アレス と結びつけられてきました。
しかし現代では、探査機や人工衛星によって、
火星の姿が科学的に明らかになってきています。

今回は、「火星の歩き方」 をガイドブックに、
「もし火星旅行ができるとしたら?」という視点で、
<火星一周ジオパークの旅>に出発します。

まずは、
「火星はどんな星なのか?」
といった疑問を、観測データや映像をもとに探っていきます。
さらに、火星に着陸するにはどうすればよいのでしょうか?
そのヒントを探るために、<ミニ・エッグドロップ実験>に挑戦!
衝撃をやわらげる工夫を体験します。
そして最後は、火星を自分の手で再現!
<火星儀>の工作とダジックアース火星を使って、
いよいよ<火星一周ジオパークの旅>に出発です。

未来の火星旅行に向けて、
科学の力で「まだ見ぬ世界」を探検してみましょう。

*ダジック®は登録商標です。

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     KGクラブ科学教室【クリスマス・レクチャー】


<研究者訪問講座> <12月20日(土) 実施済>

第13回科学教室

《九州工業大学 科学実験講座 》


超伝導体による浮上実験

〜超伝導体と磁石はどう違うか?〜

     
 イギリスではクリスマスシーズンに子供たちへのプレゼントとして科学講座(クリスマス・レクチャー)が開かれてきました。マイケル・ファラデーが1860年に行ったクリスマス・レクチャーの内容は日本でも『ロウソクの科学』として出版されています。KGクラブでも 九州工業大学情報工学研究院物理情報工学研究系 教授 小田部荘司先生を講師にお迎えして、クリスマス・レクチャー「超伝導体による浮上実験」を波佐見町総合文化会館(ウェイブホール 11:00〜12:30)で開催します.
 本講座は九州工業大学出前講義事業と公益財団法人東京応化科学技術振興財団「科学教育の普及・啓発助成」の支援をいただいて実施します。
 
<超伝導について>
 近年、AIやデータセンター、電気自動車など、社会全体で電力消費が急増しています。こうした時代において、省エネや高効率な社会インフラの基礎技術として、超伝導は重要な役割を担っています。
 「磁石が浮く」実験を通して、摩擦や抵抗のない世界、そして電気抵抗ゼロという現象を体感できます。リニアモーターカーや量子コンピュータといった最先端技術の原点を学ぶことで、科学の面白さや不思議さ、理科の世界を広げる機会になります。 



「研究者訪問授業(クリスマスレクチャー)」を受講して
 私は将来、科学系の仕事をしたいと思っているので、とても勉強になりました。最初はこわがっていた液体窒素が色々なことに使えることを知ってびっくりしました。 ガリレオクラブにおいでいただき、様々なことを教えてくださり、ありがとうございました。(受講生 小学校4年 K.Sさん)


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  2025年度 KGクラブ科学教室

KGクラブ プログラムNo.7「もう少し深く学んでみよう」<11月15日(土) 実施済>

第12回科学教室

《不思議な動きをする物体》

 モーターもゴムも使っていないのに――
なぜかトコトコ歩き出す。
なぜかスムーズに転がり続ける。
そんな「不思議な動き」をする物体を、自分の手で作ってみよう!

前半は、坂道をトコトコ歩いて下りてくる「トコトコくん」に挑戦。
左右にゆれながら歩くこの物体は、実は「重心の移動」だけで動いています。
電気もモーターも使わず、重力の力だけで歩くしくみとは?
後半は、不思議な転がり方をする物体づくりです。
丸くないのにスムーズに転がる「オロイド」、
そして、重心の高さが変わらないまま転がる「ツーサークルローラー」に挑戦します。
ふつう、サイコロのような形は止まってしまいます。
では、なぜこれらは転がり続けるのでしょうか?

工作して、動かして、そのナゾを探っていきます。

さらに、こうした動きはロボットにも応用されています。
例えば、タミヤ 重心移動歩行ロボット は、
重心を左右に移動させることで歩くしくみを実現しています。
今回作る「トコトコくん」も、実は同じ原理。
シンプルな仕組みの中に、最先端のロボット技術につながるヒントが隠れています。
工作と実験を通して、
「重心」と「運動」の不思議にせまってみましょう。

(重心移動歩行ロボットは、kGクラブ受講生A君が完成させました)

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       2025年度 KGクラブ科学教室


KGクラブ プログラムNo.6「もう少し深く学んでみよう」<10月18日(土) 実施済>

第11回科学教室

《手作りCD分光器を使って光の秘密を解き明かそう》


 光は本当に「白い」のでしょうか?
もしその光を分けてみたら、いったい何が見えるのでしょう?
まずは、光の進み方(直進)や曲がり方(屈折)を簡単な実験で確かめます。
そのあと、まるで虹を閉じ込めたような不思議な箱を作って、光の変化を体験してみましょう。
そしていよいよ、本日のメイン――
CDを使った「分光器」を手作りします!
この分光器で太陽の光をのぞくと、
どのような色の並び(スペクトル)が見えるでしょうか?
さらに、蛍光灯やLEDなどの光も観察してみます。
太陽の光と比べると、どんな違いがあるのでしょうか?
「同じ白い光」に見えても、中身は違う――
そんな光の正体にせまります。
また、光の三原色の実験にも挑戦し、
色がどのように作られているのかを体験します。
こうした発見の出発点となったのが、
アイザック・ニュートン の研究です。
光を分けることで見えてきた「光の秘密」とは何だったのでしょうか?
実験と観察を通して、
目に見えている世界の裏側にあるしくみを探ってみましょう。

(※分光=光を分けること/スペクトル=分けたときに見える色の帯)
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     2025年度 KGクラブ科学教室


KGクラブ プログラムNo.5「もう少し深く学んでみよう」<7月19日(土) 実施済>

第9回科学教室

《よく回るコマをつくろう》


 コマは、なぜ回っている間は倒れないのでしょうか?
止まるとすぐ倒れてしまうのに、回っているときだけ立ち続ける――この不思議にせまります。

今回は、「倒れずによく回るコマ」を目標に、
最強のコマづくりに挑戦します!

コマの形を変えるとどうなる?
重さを変えると回り方は変わる?
重心の位置はどこがよいのだろう?
いろいろなコマを作って回しながら、
「よく回る条件」を実験で探っていきます。
さらに、コマの中心(重心)に心棒を通すと、どんな形でも回るのでしょうか?
実際に試しながら、「重心」と「回転」の関係を考えます。
実験を通して、回転のひみつである「トルク」にも少しふれてみましょう。
そして後半は、目の不思議にも挑戦!
白と黒だけなのに色が見える ベンハムのコマ、
回すと色が消えてしまう ニュートンのコマ を作ります。
最後は、みんなでコマを回して、
「いちばん長く回るコマ選手権」を開催!
遊びながら、回転の科学を体験してみましょう。


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     2025年度 KGクラブ科学教室


KGクラブ プログラムNo.4「もう少し深く学んでみよう」<6月21日(土) 実施済>

第8回科学教室

《床スレスレを飛ぶ!?地面効果のひみつ》


 飛行機は、高く飛ぶもの――
そう思っていませんか?
実は、地面や水面のすぐ近くを飛ぶと、
いつもより楽に、遠くまで飛べることがあります。
これを「地面効果」といいます。
鳥も、水面スレスレを飛ぶときにこの効果を利用しています。
さらに、日本の 鳥人間コンテスト でも、
機体を湖面ギリギリに保つことで、より長い距離を飛んでいるのです。
なぜ、地面に近づくだけで飛びやすくなるのでしょうか?
空気の流れや「揚力」のしくみを、実験で確かめながら考えていきます。
そして最後は、地面効果を利用して飛ぶ物体づくりに挑戦!
床スレスレをすべるように飛ぶ機体を作って、みんなで走らせてみましょう。
「飛ぶ」の常識が変わる、ちょっと不思議な体験です。

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     2025年度 KGクラブ科学教室


KGクラブ プログラムNo.3<5月17日(土) 実施済>

第7回科学教室

《偏光板であそぼう》


 2枚の板を重ねると――
光が消える!?
さらに、向きを変えるとまた見える!?

そんな不思議な板「偏光板」で遊びながら、光のひみつを探ってみよう。

まずは、偏光板を重ねて回してみます。
すると、見えたり消えたりする光の変化にびっくり!
いったい何が起きているのでしょうか?

つぎに、2枚の偏光板のあいだにプラスチックのスプーンを入れてみると――
カラフルな模様が浮かび上がります。
これは「光弾性」とよばれる現象で、見えない力のかかり方が見えてくる不思議な実験です。
さらに、偏光板を使った「万華鏡」や、
壁があるのに向こう側が見えてしまう「ブラックウォール」にも挑戦!
遊びながら、光が「波」としてどのようにふるまうのかを体験していきます。
そして実はこの偏光板、
テレビやスマートフォンなど、私たちの身の回りでも大活躍しています。
たとえば 液晶ディスプレイ にも使われている重要な技術です。
見て、さわって、驚いて――
光の新しい見え方を発見してみましょう。




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     2024年度 KGクラブ科学教室


KGクラブ <10月5日(土) 実施済>

第4回科学教室

「化ける科学(化学)! 〜手に取れる水と動くスライム〜」



私たちの身の回りにあるものは、すべて何らかの物質からできています。化学は、それらの物質の性質や働きを調べ、化学反応によって新しい物質をつくり出す学問です。

今回は、化学反応を利用して「手に取って運べる水」や「動くスライム」づくりに挑戦します。

よく伸びるスライム、磁石を飲み込み、動くスライムなどを作って、その性質を体験してみましょう。

見て、触って、「化ける科学(化学)」を楽しみましょう。




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第13回科学教室
超伝導体による浮上実験

超伝導体と磁石はどう違うか?

第4回科学教室
「化ける科学〜手に取って運べる水と様々なスライム」
・実験
 ☆手に取って運べる水
 ☆伸びるスライム・磁石スライム

第7回科学教室
「偏光板の世界T」

・偏光板を使って光弾性などの実験
・科学工作
☆「ブラック・ウォール」
☆「偏光板万華鏡」

 KGC NOTE U(1)

「おもしろ科学実験室」から広がる科学の世界

国立大学56工学系学部のホームページ「おもしろ科学実験室」には、科学の不思議や楽しさを伝えるさまざまな実験や工作が紹介されています。KGC科学教室でも、これまでにホームページの記事を参考にしながら、「トコトコくん」や「分光万華鏡」「立方体万華鏡」などの工作に取り組んできました。

今回紹介する動画は、長崎大学工学部の「蓄電装置(スーパーキャパシタ)」の記事を参考に、実際に工作を行った際の様子です。
スーパーキャパシタは、電気を非常に速く蓄えたり取り出したりできる蓄電装置です。一般的な充電式電池に比べて短時間で充電でき、大きな電力を瞬時に取り出すことができます。その特長を生かして、ハイブリッドカーやコピー機などにも利用されています。また、繰り返し充放電しても性能の低下が少なく、長寿命であることも大きな特長です。

子どもたちが実際にものづくりを体験し、その楽しさや達成感を味わうことは、科学技術への興味・関心を育む大切な機会になります。

KGC科学教室でも、これからも子どもたちが『なぜだろう』『やってみたい』と思える体験活動を大切にしながら、科学の楽しさを伝えていきたいと考えています。(2026.06.24)


長崎大学 工学部 スーパーキャパシタ(電気二重層キャパシタ)


徳島大学 総合技術センター トコトコくんを作ろう!


大分大学 工学部 立方体万華鏡の製作


山形大学 工学部 ツー・サークル・ローラーを作ろう

<蓄電装置(スーパーキャパシタ)>

<トコトコくん>

<立方体万華鏡>


<ツーサークルローラー>





  KGC NOTE U(2)

LITEスピニング・コマで「目のふしぎ」を体験しよう!

ボストン大学の Project LITE では、CDを利用したコマを回転させ、目の錯覚や色の見え方を体験できるさまざまな表面パターン(ペーパークラフト)が公開されています。KGC科学教室でも、これらのデザインをダウンロードして印刷し、CDコマに貼り付けて実際に回転させる実験を行いました。コマは回転速度や照明の条件によって見え方が変化し、目の錯覚(さっかく)や色の見え方の変化を楽しむことができます。

Project LITEで公開されている「コマの模様」から
ベンハムのコマ(No.1〜4)
白黒だけで描かれているのに、回転させると赤や緑、青などの色が見えることがあります。この色は実際には印刷されていない「主観色(しゅかんしょく)」と呼ばれるもので、人間の目や脳の働きによって生まれる不思議な現象です。また、左右対称の模様では、回転方向によって色が現れる順番が変わります。
カラー・ベンハムのコマ(No.5・6)
色のついた模様を回転させると、印刷されている色とは違う色が見えることがあります。色が混ざり合うことで、予想もしない色の見え方が生まれることを体験できます。
マッハバンドのコマ(No.7・8)
高速で回転させると、本当は描かれていない輪(リング)が見えることがあります。これは「マッハバンド」と呼ばれる目の錯覚で、私たちの脳が明るさの変化を強調してしまうために起こります。
ニュートンとマクスウェルの色のコマ(No.11・12)
最後の2種類は、科学者のアイザック・ニュートンとジェームズ・クラーク・マクスウェルが考えた「色の混ざり方」を調べるためのコマをもとにしています。いろいろな色を高速で混ぜると白く見えると考えられていましたが、実際には白ではなく灰色に近い色に見えることが分かります。

これらのコマは、回転するだけで「色」「光」「目の錯覚」など、私たちの目や脳の仕組みを楽しく学べる教材です。回転の速さや照明を変えながら試してみると、さまざまな不思議な現象を観察できます。(2026.06.30)

ボストン大学の Project LITE(光と時間に関する教育プロジェクト)LITE Spinning Tops

<ベンハム/マッハバンドコマ>





  KGC NOTE U(3)

転がる・回る・ぶつかる ― ビー玉から始まる物理学

「くまもと学びサポート(秀さんの理科工作の作り方)」発案のビー玉転がし装置は、時代を超えて子どもたちに人気のある工作です。

ラッパ型の「クルーン」にビー玉を転がすと、ビー玉はくるくると渦を描きながら中心へ向かって落ちていきます。仕組みはシンプルですが、「どんなコースなら最後まで転がるだろう」「もっと速くするにはどうすればよいだろう」と試行錯誤する楽しさがあります。また、ゴールに標的を設けたり、さまざまな仕掛けを組み合わせたりすることで、自分だけのピタゴラ装置づくりを楽しむこともできます。

この工作の魅力は、遊びながら「なぜだろう?」という疑問が次々に生まれることです。その「なぜ」の中には、中学校や高校で学ぶ物理の内容が数多く隠れています。

例えば、ビー玉が坂道を下るとき、坂の高さや傾きを変えると速さが変わります。このことから、「位置エネルギー」と「運動エネルギー」の関係を体感することができます。

さらに、ビー玉は滑っているのではなく、自ら回転しながら転がっています。前へ進む運動(並進運動)と、自分自身が回る運動(回転運動)が組み合わさることで、その動きが決まります。標的にビー玉を当てる工夫は「衝突」の学習につながります。一見単純な動きの中にも、実は奥深い物理の世界が広がっているのです。

「どうすればうまくいくのだろう」と考え、試し、失敗を繰り返しながら、自分なりの答えを見つけてく過程は、科学的な探究そのものです。「遊びの中に科学を見つける目を育てること」― KGC科学教室はそうした学びを大切にしています。    (2026.07.05)



 

  KGC NOTE U(4)

「未来へ続く4つの式」

昨年度実施した、研究者訪問講義(クリスマス・レクチャー)では「超伝導体による浮上実験」をご指導いただきました。実験を始める前、講師の先生はホワイトボードにそっと4つの数式を書かれました。それは、電気と磁気の働きを統一的に表す Maxwell’s Equations(マックスウェルの方程式)──物理学の最も基本となる法則です。

この4本の式は、小学校で学ぶ豆電球や磁石の実験から、人工衛星の通信、レーザー、MRI、新幹線、そして超電導まで、私たちの暮らしと最先端の科学技術を一本につないでいます。

先生が授業の最初にこの式を書かれたのは、「今日見る実験も、この4本の式につながっている。そして、皆さんが物理を学び進めれば、必ずこの式に出会うことになるのですよ」というメッセージを伝えたかったからではないか──私はそう感じました。

義務教育で学ぶ理科も、この方程式へと続く大切な入り口です。小学校では、電池をつなぐと電流が流れること、磁石が鉄を引きつけること、電磁石ができることなどを学び、「電気と磁石には深い関係がある」ことを体験します。

中学校では、「磁界が変化すると電場が生まれる」という関係をファラデーの電磁誘導の法則として学び、「電流が磁界をつくる」という関係をアンペール・マクスウェルの法則として学びます。こうした電気と磁気の基本法則を統一したものが、マックスウェルの方程式です。

超電導もまた、この電気と磁気の基本法則を土台として理解が深まっていく分野です。大学ではさらに新しい理論を学びますが、その出発点は、子どもたちが学校で出会う電流や磁石の学習にあります。

理科で学ぶ一つ一つの内容が未来の学びへとつながっている──そのことに気づく体験が、子どもたちの「もっと知りたい」「もっと学びたい」という気持ちを育んでくれることを願っています。(2026.07.11)